2017年07月29日

「哭声/コクソン」

哭聲 곡성 THE WAILING
2016年・韓国<サスペンス>






哭声 コクソン.jpg









【フムフム君はこう考えた!】



ナ・ホンジン監督最新作、
と聞いただけで
思わず腰が浮いてしまうのは
私だけではないはず。


デビュー作「チェイサー」では
猟奇殺人鬼と元刑事の攻防を、
2作目「哀しき獣」では
アルバイトの殺し屋と依頼主の攻防を、
どちらも同じキャスト、
ハ・ジョンウとキム・ユンソクという
実力俳優で見せてくれました。



どちらも一級のサスペンススリラーで、
映画としての完成度も
秀逸なものがありました。




あれから5年。
待ちに待った最新作です。



ナ・ホンジン監督が
主役に持ってきたのは、
クァク・ドウォン氏。



この数年で、
この俳優を目にする機会が
格段に増えてきました。
それだけ多くの作品に重用されている、
ということなのでしょう。



こんなヤツがいたら、
絶対にイヤだ。
絶対に気分が悪い。
人の弱点をそつなく突いてきそうで、
油断ができない。



そう思わせてしまうオーラが
ビンビンなのです。



アクの強い脇役、
後味の存在感があって、
お名前は知らずとも、
その風貌を見れば
「あっ、あのヤなやつ!」と
気づくことでしょう。




俳優の味を引き出す力、
ディティールにこだわる映像、
とことん容赦のないグロさは
健在でした。



しかし、
いくつにも解釈が割れるであろう結末や、
あるいは作品全体の真意、
というものは
ナ・ホンジン監督一流のスリラー、
とは言えないのです。



ベタなスリラーであったとしても
見るものを十二分に不安にさせる
テイストを出せるのですから、
前2作のように
ストレート表現であって欲しかったのです。








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【ストーリー】


平和なある村にやってきた、
得体の知れないよそ者の男。
男が何の目的でこの村に来たのかは
誰も知らない。


村じゅうに男に関する噂が広がる中、
村人が自身の家族を
虐殺する事件が多発する。
殺人を犯した村人に共通していたのが、
湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、
言葉を発することもできない状態で
現場にいることだった。


この事件を担当する村の警官ジョングは、
自分の娘に殺人犯たちと同じ
湿疹があることに気付く。
娘を救うために
ジョングがよそ者を追い詰めるが、
ジョングの行動により村は
混乱の渦が巻き起こってしまう。





【監督】

ナ・ホンジン
「チェイサー」、「哀しき獣」




【キャスト】


クァク・ドウォン
「弁護人」、「アシュラ」、
「タチャ 神の手」、「悪いやつら」


ファン・ジョンミン、國村準、
チョン・ウヒ・・・・











 
posted by フムフム君 at 00:00 | TrackBack(0) | 韓国映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする